
授業では、どんなことを学んでいますか?
歴史を知るとさらに
おもしろくなる、プログラミング言語
2年生の今は、PCを使ったプログラミングの授業が中心ですね。言語はCとJavaです。なかなか難しいんですが、わからないところは隣の人に聞いたりして、クラスのみんなとコミュニケーションを取りながら学んでいます。高度情報処理科のクラスは3年間みんなと一緒なので、自然と仲良くなるんです。
プログラミングは、ひとつの大元からいくつもの言語が派生してきたのが興味深いです。よりよくしたいと考えた人が、新しい言語を生みだしているんですね。大元を理解していろんな言語を使いこなせたら、かっこいいだろうなと思います(笑)

IT分野を選んだ理由は?
私たちの世代は、小さい頃からIT技術が身近にありました。いま夢中になっている任天堂Switchのモンスターハンターも、ITがあってこそ楽しめます。将来どんな仕事をしたいかと考えたとき、当たり前のように社会を支えているIT業界が浮かびました。ITなら仕事に困らないだろうと思ったんです。

部活はやっていますか?
情報処理研究会という部活に入っています。高度情報処理科ではいくつも資格を取得するんですが、その試験対策を行う場です。基本情報技術者試験や応用情報技術者試験の過去問をみんなで解いたりして、合格を目指して一緒に頑張っています。基本情報技術者の資格は取得済ですが、次は10月に応用情報技術者試験を控えているので、部活で試験対策をしながら、参考書を買って家でも準備をしているところです。

先生の印象は?
学生数が少ない分、
1人ひとりに合わせた対応が安心できる
こちらから何もしなくても、学生1人ひとりを気に掛けてくれる先生が多いことに驚きました。高度情報処理科は最初の2年間はほぼ同じ先生から学びます。長い時間一緒に過ごすことで、先生と学生の距離が近くなり、いろんなことを話せるようになって楽しいですよ。つい先日は先生の就活について、当時を振り返るリアルな話を聞くことができました。就職氷河期は50社受けてもなかなか受からなかったと聞くと、心の準備ができて参考になります。

これから入学する生徒さんへのメッセージは?
まず、緊張しなくていいですよと伝えたいですね。大学と違って国際理工は学生数が少ない分、1人ひとりに合った対応をしてもらえると思います。高度情報処理科はずっと同じクラスなので、確実に友達もできます(笑)。授業がわからなくてもクラスメイトに相談できますし、放課後に先生に気軽に聞くことができるので安心ですよ。